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陶芸 岩瀬健一 古典と現代

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陶芸 岩瀬健一 古典と現代
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古典への憧れと現代を生きる自覚
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大山蓮華

2017/05/29 11:45
知人のお茶人が、大山蓮華をお茶席で使っている写真をフェイスブックで拝見した。

大山蓮華は白洲正子さんが最も愛した花の1つのようだが、30年以上前に、苗木を持っている植木屋さんを夢中で探したことがある。やっと八王子市内で見つけた3m近い成木を庭に植え、5〜6年花を楽しんだ。
真っ白な杯状の花の中心に真紅の雄しべが映えて、大変美しかった。
しかし急に枯れてしまった。

その間、いろいろと植物の本等を読み、これが朝鮮半島に多いオオバオオヤマレンゲだということを知った。この仲間には日本自生種の大山蓮華があり、また大山蓮華と朴の木の雑種と推定されている受咲大山蓮華、それにオオバオオヤマレンゲの八重をミチコレンゲということなどを知った。

そこで大台ケ原に自生している日本の大山蓮華が欲しくなり、10数年前に吉野の役場に問い合わせたところ、自生種を栽培している方がいらした。その方から実生5年程の苗を2本譲っていただいた。
大事に大事に楽しみに育て、花も咲かせたが、夏の暑さのためか、やはり2年程で枯らしてしまった。残念なことをしてしまったが、やはり気候や土壌が合わなかったのだろう。
よい花の姿は得難いものである。

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かつての初夏の庭

<陶房展のご案内>
6月3日(土)、4日(日)
午前11時〜午後4時
詳細はこちらをご覧ください。
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陶房展

2017/05/24 13:03
この度、新作を主とした陶房展を開催することとなりました。
個展には出品したことのない灰釉や練上の小品を中心に展示致しますので、皆様のご感想をいただければ幸いです。
陶房展ならではの、個展には出品しない不揃いなどの規格外の器もございます。
4日には神楽坂「山さき」の店主、山ア美香さんを講師にお迎えする和菓子のワークショップを企画致しました。
皆様お誘い合わせの上、ぜひ初夏の高尾にお出掛けいただきますようご案内申し上げます。

【日時】6月3日(土)、4日(日)
     午前11時〜午後4時

【会場】岩瀬陶房

【アクセス】JR中央線・京王線高尾駅北口よりバスまたはタクシーで約20分。
       圏央道八王子西インターより約8分。

※アクセス等、詳細は下記Eメールでお問合せ下さい。

iwatouji アット gmail.com (アットは@に変換して下さい)

ホームページもご覧ください。

◇ワークショップ「和菓子とうつわ」

6月4日(日)午後1時30分〜2時30分

定員10名様申込が必要です。先着順

山アさんにこの季節にふさわしい和菓子「葛桜」をお作りいただきながら、和菓子や器について様々なお話を伺います。出来上がった葛桜は、岩瀬作の器に載せてその場でお召し上がりいただきます。
お申込み、詳細のお問合せは上記Eメールよりお願い致します。

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ドクタークリフォードパークス

2017/05/10 11:59
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洋種の椿(トウツバキ系の交配種)。
18年前に植えた時には高さ1m程であったが、今では2m以上に成長した。
開花がゴールデンウィーク頃と遅く、花径は15pにもなり、新緑の中でひときわ目立つ。
交配種とはいえ、咲き進むにつれ花弁がよじれていくトウツバキの特質を残しており、好きな椿の1つである。

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ホームページリニューアル

2017/05/09 14:18
この度、ホームページを数年ぶりにリニューアル致しました。

陶磁 岩瀬健一

作品の画像も新しくなっておりますので、どうぞご覧ください。

また、Facebookも始めました。

https://www.facebook.com/iwase.touji

こちらは写真を中心にご覧いただきたいと思っております。
Facebookをなさっている方は「友達申請」、「メッセージ」などで、ぜひお知らせください。
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庭の椿

2017/04/22 15:19
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春曙光

我が家の庭の椿は、そのほとんどが開花の盛りを過ぎた。
今年は例年より、いくらか開花が遅れたように思う。
その中でも、織姫、嵯峨初嵐、眉間尺などはあたり年のようで、見事な花容を存分に見せてくれた。
しかし一楽、西王母などはちがい年で、いくつも咲かなかった。

この4〜5年、剪定や肥料やりの世話がほとんどできなかったためもあるのだが、鉢植えのものはいくつか枯らしてしまった。
特に中国のヤマトウツバキはトウツバキの原種であり、その花は実に素晴らしかった。
冬季の寒さもあり、霜が降りる頃から4月初めまでは屋内に置いていた。それでも年々弱ってしまい、残念なことをした。
ほとんどの鉢植えは冬の間は地中に鉢ごと埋めて越冬させていたので、中国やベトナムの特別寒さに弱い品種以外は無事である。

ちなみに、ノートには204番まで記録があるが、地植え、鉢植え両方の椿を数えてみたところ、現在でも150種ほどあった。
よくもまあ集まったものである。

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伊豆日暮
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桜保存林

2017/04/10 16:52
3月31日、曇り空の中、高尾駅近くの多摩森林科学園・サクラ保存林に行った。
毎年、桜が満開の頃の高尾駅から森林科学園への行列を見ているので、この時期に訪れるのは躊躇する。
東京の桜の開花宣言が出され、4月2日頃が満開との予想もあったが、ここ数日の気温の低さではだいぶ遅れると思われた。案の定、園内の桜は開花には程遠く、まだまだ気温の蓄積が必要のようだった。その中でも河津桜は既に葉桜になっていた。
園内はアップダウンが豊富で、しかも幾通りかのコースが整備され、桜以外の植物の観察をしながらの散歩もとても気持ちが良い。

帰路、10数年前に訪れた京都・原谷の桜苑のことを思い出した。
その日は雲一つない青空の下、運良く最高の満開の日で、大変な込み具合だった。
自然の起伏を利用した苑内に所狭しと植えられた枝垂れ桜等の見事さは、この中にたった一人でいたら恐怖心すら覚えるだろうと思われる程であった。

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画像は4月10日の桜保存林
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第24回日本陶芸展のご案内

2017/04/03 10:32
この度、2年に1回開催される毎日新聞社主催 第24回日本陶芸展において、第3部 和・洋の食器部門に「柿磁黄磁掛分組皿」が入選致しました。
これも常日頃の皆様の激励、ご支援のお蔭と心より感謝致し、謹んでご報告申し上げます。
ご高覧いただければ幸いに存じます。

【会期】2017年4月6日(木)〜11日(火)
     午前10時〜午後7時30分(8時閉場、最終日は5時閉場)
     
【会場】大丸東京店 11階 催事場
     要入場料

     以降、大阪、茨城、福岡に巡回
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奈良行き(続)

2017/03/20 15:21
奈良博を出て東大寺へ向かう。
参道に近づくにつれ、以前よりもアジア系の外国人が目立つ。
まずミュージアムで、楽しみにしていた日光・月光菩薩像を拝する。塑像ということからも感じられるやわらかさが優しさとなって、こちらに伝わってくる。

ミュージアムを出て三月堂へ向かう。
先年の修理後、三月堂まで上るのは初めてであったが、日光・月光がミュージアムに移り、以前の様子とは大分変って見える。

二月堂はお水取り直前ゆえに、大松明の5m以上あると思われる太い竹が何本も用意してある。
私も幾度か訪れたことがあるが、毎夜松明が上堂し、欄干から降りそそぐ火の粉の美しさは、今もはっきりと思い出すことができる。
いつの日か、香水杓から香水を受けてみたいと思っている。


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今年の村下はひときわ鮮やか。
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奈良行き

2017/03/14 15:56
久しぶりに奈良を訪ねた。
短い時間であったが、奈良博、東大寺、興福寺をまわった。
奈良博ではお水取りの時期恒例の展示で、関連のものがたくさん見られた。日の丸盆や鉄鉢など、何度見ても「イイナァー」と思う。館内には声明の音声が流れており、20年程前に幾度か、お水取りの折に夜中まで二月堂の外陣に座って聴聞していた時のことを思い出した。
仏像館では、新薬師寺の彩色がよく残っている十一面観音が特に印象深かった。また仏手や蓮弁など、残欠のコレクションも見応えがあった。
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牛ノ戸焼小皿

2017/02/19 11:47
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およそ50年程前、大学中退の意思を固め、信楽、奈良から鳥取の窯場を訪ねる旅に出た。
鳥取駅前からバスに乗り、牛ノ戸焼の窯場に向かった。民藝関係の本によく出てくる窯場で、好きな窯場の一つだった。しかし、どういうわけかその時のことはあまりよく覚えていない。
先日、食器棚を片付けていたら、この小皿が出てきた。たしか鳥取駅前の民藝店で求めた、5枚組のアヤメ文と思われる牛ノ戸焼の小皿だ。今は1枚しか残っていないようだ。
長いこと、毎日のように食卓で使っていた懐かしい小皿である。
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相川音頭

2017/01/29 11:39
私はラジオを聞きながらロクロを挽くことが多い。

以前、NHK第1で夕刻、竹内勉氏による日本民謡の解説付きの放送を楽しみにしていた。
津軽山唄、江差追分等々、思わずロクロの手をとめて聞き入ることがあった。

民謡といえば、笠間の松井先生もお好きであった。
殊に佐渡の相川音頭がお好きで、自動車の運転をしながら唄われることもあった。
時には「おぅ、けんちゃん、唄えや」と言われ、私も唄うことがあった。

私はそれまで、東京で暮らしている時には佐渡おけさは知っていたが、相川音頭は知らなかった。
ある日の夜なべの後、先生が「相川音頭は格調の高い民謡だから、レコードを聴こう」と仰り、村田文三さんの唄う相川音頭を一緒に聞いたのが初めてであった。
単調な節回しであるが、とても力強い、確かに格調の高い相川音頭だった。

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庭の素心蠟梅。
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無著・世親像

2017/01/07 14:37
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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窯焼きをしていて、ふと興福寺北円堂の無著・世親像を思い出した。
以前から、興福寺では十大弟子の内の須菩提と、この二像が好きだった。
殊に平成9年の東京国立博物館での興福寺国宝展における、無著・世親を仰ぎ見るように高く配した素晴らしい展示によっても、尚一層好きになった。

最近では平成25年春に、南円堂創建1200年記念の南円堂・北円堂同時公開の折に拝観した。

さほど広くない堂内を何度も巡りながら、無著・世親を全ての方向から拝した。
何度目かに正面に戻った時、無著の目と、目が合った。
間違いなく私を見ている。
言葉を待ったが聞こえない。
ただ私を見てくれている。
いい知れぬ安寧が私の心にふくらんでくるのを覚えた。

世親に目を移すと、世親はどこかずっと遠方を見ている。
遥か彼方の理想を見据えているのだろうか。
そこへ向かおうとする強い意志を感じる。

無著に目を戻すと、まだ私を見守ってくれている。
正も邪も善も悪も、私の全てを見てくれている。
立ち去り難い思いを抱きながら、北円堂を後にした。

そんな1日を思い出した窯焼きの結果はどうなるのだろうか。
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ハゼ釣り

2016/12/31 14:11
暮れになると思い出す父の姿がある。
私が子供の頃、家事など一切しない父だったが、ハゼの甘露煮だけは正月のために母に任せず自分で調理していた。
私たち一家は文京区の千駄木に住んでいたが、休日に父や父方の従兄らと共に、江東区の荒川は葛西橋辺りでハゼ釣りをした。
ハゼよりも釣り人の方が多いのではないかと思う程だったが、小学生の私にもよく釣れたものだった。

母の実家は台東区の稲荷町で、和竿の老舗「東作」のすぐ近くであった。
夏休みなどに遊びに行くと、夕暮れ時、店の前の縁台に浴衣姿で涼んでいる白髭の老主人をよく見かけた。

私の祖父も東作の近所ということもあったのか、釣りが好きで、しばしば連れて行ってもらった。
釣り仲間数人と貸切の釣船で東京湾まで出て、大きなハゼを釣ったことを思い出す。
引潮になると、船頭さんが浅瀬に船を近づけてくれる。
皆、釣りを一時中断し、膝まで海に入ってアサリ掘りとなる。
とても大きなアサリで、たまにハマグリもとれた。
十分に収穫して船に戻ると、船頭さんがアサリの味噌汁をふるまってくれた。
その味噌汁のうまかったことといったらない。
これまでの人生で、あのアサリの味噌汁ほどうまい味噌汁に出会ったことはない。

幼い頃の楽しい思い出である。

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白磁銅彩花生に山つばき
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日本民藝館展のご案内

2016/12/09 18:32
この度の平成28年度日本民藝館展―新作工藝公募展―において「白磁皿」が奨励賞に選定されました。
これも日頃の皆様の励ましのお蔭と心より感謝致し、謹んでご報告申し上げます。
ご多忙中恐縮に存じますが、ご高覧賜りますようご案内申し上げます。

【会期】2016年12月11日(日)〜12月23日(金)
     月曜休館
     午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)
【会場】日本民藝館
     京王井の頭線駒場東大前駅西口より徒歩7分
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日本民藝館展

2016/12/09 18:24
平成28年度の日本民藝館展―新作工藝公募展―において奨励賞をいただいた。
陶芸の道に入って初めての受賞であり、私の陶芸の道への出発点でもある日本民藝館の公募展での受賞ということで、とても感慨深い。

中学・高校時代と関心を持ち続けていた「民藝」への漠然とした想いがふくらみ、焼物の職人になろうと決心したのは今からちょうど51年前の秋だった。
その年の春に入学した大学に中退届を出し、神田で求めた民藝関係の古本で知った日本民藝館に館長様宛の長文の手紙を書いた。
どこかの窯元への紹介をお願いする文面であったが、1ヶ月以上待っても何の音沙汰もなかったため、それを諦めて自ら茨城県の笠間に行き、窯業指導所を訪ねた。
そちらの所長さんが連れて行ってくださった、後に人間国宝となる松井康成先生の窯でお世話になることに決まり、今に至っている。
その笠間行きから帰宅後2〜3日して、民藝館からハガキが届いた。
濱田庄司館長が沖縄に長期の出張で不在だったため返事が遅れたが、館に訪ねてくるようにとのことだった。
1〜2ヶ月の違いで、その後の私の陶芸の道に大きな影響を及ぼす出発点となった。

陶芸の世界に入ってからも民藝への想いは変わらず、しばしば民藝館へは出かけていた。
10数年前からは館展に出品するようになり今回の受賞となったわけで、特別の想いも湧いてくるという次第である。

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辻清明 作 ぐい呑陶片

2016/11/29 13:55
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今から48年前、辻清明先生の陶房にお世話になることになった。
通い始めて2〜3週間経った頃と記憶しているが、ちょうど窯焼きの準備の段階の時で、登り窯の中を掃除するように言われ、一の間から順に床を掃いていった。
その頃は一の間・二の間は釉薬モノ、三の間・四の間は信楽の焼締が主のようであった。
二の間と三の間のあいだのサマ穴の厚く積もった灰などを取り除いていると、画像のぐい呑が出てきた。

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その火色、自然釉の美しさに見とれていると、ちょうどそこへ清明先生がいらしたので「先生、これが出てきました。」と申し上げると、「あぁ、薪がぶつかって割っちゃったんだな。あげるよ。持ってっていいよ。」と仰った。
とてもとても嬉しかった。
すぐに窯から出てハンカチにくるみ、大切にかばんにしまった。

それまで登り窯を見たことも、信楽の美しさに直接触れることなどもなかったので、家に帰ってからも矯めつ眇めつ眺めていたことを思い出す。

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陶房展のご案内

2016/11/16 16:06
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私が焼物の世界に入ってから、半世紀が過ぎました。
思い返せば様々な試行錯誤を繰り返して参りました。
未だに十分満足する作品を作り得ない忸怩たる想いもありますが、自らの拙さに懐かしさを覚えることもあります。
そんな懐かしい旧作を中心とした陶房展を、7年振りに企画致しました。
晩秋の一日、八王子の山里にお出掛け下さいますようご案内申し上げます。

日時 : 2016年11月26日(土)・27日(日)
     午前11時〜午後4時

会場 : 岩瀬陶房

お問合せ

iwatoujiアットgmail.com
アットは@に変換して下さい。

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古青磁しのぎ花生

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鉄釉板皿

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灰釉片口

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美濃のそば猪口

2016/11/15 18:00
好きなそば猪口に、美濃のそば猪口がある。

釉は御深井に属す灰釉で、山呉須による様々な絵が描かれている。
伊万里のような磁器ではなく、土物である。
しかも、美濃の耐火力の強い土なので十分に焼き締まっておらず、我が家の美濃産そば猪口はほとんどがキズモノである。

しかし『そば猪口』の著者、料治熊太さんが美濃のそば猪口について、「古伊万里のそば猪口の源流と思われ、古格がある」とお書きになっている。

私も初期のものに特有の初さがあるように思い、目にするとほとんどの場合買ってしまっていた。
キズがあるためか、比較的安価だった。

手取りの良い小振りの猪口をぐい呑に愛用していたこともある。

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「中国陶磁勉強会」展

2016/11/05 11:32
根津美術館で開催されていた「中国陶磁勉強会」展を、会期終了間際に拝見した。
このような中国陶磁の通史的な展観は、最近はあまり見られない。
その上、展示作品がいつもの倍近いのではないかと思うほど数多く、タイトルの「勉強会」にふさわしく思った。
先史時代の紅陶や印文壺などに始まり、様々に展開する中国陶磁はやはりすごい。
時代、地域によって異なる幅の広い美しさを楽しめ、大変勉強になった。

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黒磁平皿にシェ・シブヤ(大宮)のモンブラン。
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浄法寺塗 絵皿

2016/10/30 13:51
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浄法寺塗は盛岡市から更に北へ60q程の浄法寺町で作られている。
町には、瀬戸内寂聴さんが住職をお務めになった天台寺があり、鉈彫の美しい観音像も信仰を集めている。

この浄法寺塗の中に、江戸時代末期頃から作られてきた様々な文様の漆絵が描かれた木皿がある。
天台寺の縁日等で参道で売られていたそうだ。
地元の漆の専門の方に伺うと、絵文様は200種類はあるとのことだった。
私は以前からこの絵皿が好きで10数種類程持っているが、とてもあじわい深いものがある。

画像の皿の文様は植物だとは思うが、菊だろうか。
数百、数千と同じ文様を描き続けるうちに、絵が省略を重ねて抽象的になることは工芸にはよくあるようだ。
皆様はどのようにご覧になるだろうか。
ご意見をお聞かせ願いたい。

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