テーマ:懐かしい思い出

桜保存林

3月31日、曇り空の中、高尾駅近くの多摩森林科学園・サクラ保存林に行った。 毎年、桜が満開の頃の高尾駅から森林科学園への行列を見ているので、この時期に訪れるのは躊躇する。 東京の桜の開花宣言が出され、4月2日頃が満開との予想もあったが、ここ数日の気温の低さではだいぶ遅れると思われた。案の定、園内の桜は開花には程遠く、まだまだ気温の蓄…
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牛ノ戸焼小皿

およそ50年程前、大学中退の意思を固め、信楽、奈良から鳥取の窯場を訪ねる旅に出た。 鳥取駅前からバスに乗り、牛ノ戸焼の窯場に向かった。民藝関係の本によく出てくる窯場で、好きな窯場の一つだった。しかし、どういうわけかその時のことはあまりよく覚えていない。 先日、食器棚を片付けていたら、この小皿が出てきた。たしか鳥取駅前の民藝店…
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相川音頭

私はラジオを聞きながらロクロを挽くことが多い。 以前、NHK第1で夕刻、竹内勉氏による日本民謡の解説付きの放送を楽しみにしていた。 津軽山唄、江差追分等々、思わずロクロの手をとめて聞き入ることがあった。 民謡といえば、笠間の松井先生もお好きであった。 殊に佐渡の相川音頭がお好きで、自動車の運転をしながら唄われることもあっ…
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ハゼ釣り

暮れになると思い出す父の姿がある。 私が子供の頃、家事など一切しない父だったが、ハゼの甘露煮だけは正月のために母に任せず自分で調理していた。 私たち一家は文京区の千駄木に住んでいたが、休日に父や父方の従兄らと共に、江東区の荒川は葛西橋辺りでハゼ釣りをした。 ハゼよりも釣り人の方が多いのではないかと思う程だったが、小学生の私にもよく…
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日本民藝館展

平成28年度の日本民藝館展―新作工藝公募展―において奨励賞をいただいた。 陶芸の道に入って初めての受賞であり、私の陶芸の道への出発点でもある日本民藝館の公募展での受賞ということで、とても感慨深い。 中学・高校時代と関心を持ち続けていた「民藝」への漠然とした想いがふくらみ、焼物の職人になろうと決心したのは今からちょうど51年前の秋…
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世にも不思議な物語

時節柄、ちょっと怖い話。 私が松井康成先生の陶房でお世話になっていた時のことである。 松井先生は笠間市の月崇寺という浄土宗のお寺のご住職でもあり、大きな本堂、それに続く庫裏、少し離れた所に陶房があった。 たしか暑さも寒さも感じない、よい季節だったと思う。 その日も、いつものように3時のお茶を庫裏で先生と大奥様と共にいただ…
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木下藤吉郎

JR中央線で新宿へ向かう時、荻窪辺りで手打ち蕎麦で有名な「本むら庵」が目に入る。 20代の頃のある日の夕刻、辻先生ご夫妻を本むら庵まで車でお送りしたことがある。安部公房ご夫妻と会食とのことだった。 食通の清明先生は本むら庵をよくご存じのようで、車での道順は先生の指示通りですんなり駐車場に入ることができた。 会食が終わるまで…
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柿傳ギャラリー

9月3日からの柿傳ギャラリーでの3回目の個展に向けて、暑さにめげず作陶に励んでいる。 柿傳ギャラリーとのご縁は、辻清明先生の陶房にお世話になっている時からのことで、30数年来となる。 その頃は、現在の柿傳の駐車場があるビルの上階にギャラリーがあった。 当時、辻清明一門の門窯展が正月にあり、私も数回出品させていただい…
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畑中商店での話

芝・巴町の骨董店、「畑中商店」で思い出に残る面白い話がある。 ある時、店内を拝見した後、テーブルでお茶をごちそうになったことがある。ご主人の畑中さんは大変気さくで人を逸らさない、話の上手な方であった。当時20代の私のような若造にも、いろいろな話を聞かせてくださった。 その日はどういうわけか、加藤唐九郎さんの話になった。 唐…
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田山方南先生

我が陶芸の師、辻清明先生の工房玄関の上に「清明窯」と書かれた扁額がある。田山方南先生書、京都の酒蔵「月の桂」(増田德兵衞商店)御主人の篆刻による欅製の扁額である。数十年前、辻先生の命で出来上がった扁額を京都の月の桂へ受け取りに行ったことを思い出す。 田山方南先生で思い出す、とても印象深い出来事がある。 やはり数十年前…
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