私はラジオを聞きながらロクロを挽くことが多い。
以前、NHK第1で夕刻、竹内勉氏による日本民謡の解説付きの放送を楽しみにしていた。
津軽山唄、江差追分等々、思わずロクロの手をとめて聞き入ることがあった。
民謡といえば、笠間の松井先生もお好きであった。
殊に佐渡の相川音頭がお好きで、自動車の運転をしながら唄われることもあった。
時には「おぅ、けんちゃん、唄えや」と言われ、私も唄うことがあった。
私はそれまで、東京で暮らしている時には佐渡おけさは知っていたが、相川音頭は知らなかった。
ある日の夜なべの後、先生が「相川音頭は格調の高い民謡だから、レコードを聴こう」と仰り、村田文三さんの唄う相川音頭を一緒に聞いたのが初めてであった。
単調な節回しであるが、とても力強い、確かに格調の高い相川音頭だった。
庭の素心蠟梅。
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